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子どもの医療費無料化について思うこと

自治体の助成により、子どもの医療費がほぼ無料となるケースが広がっていると聞きます。
少子化と言われる様になったからこその仕組みとも言えますが、実際のところはどうなのだろうかと、あれこれ考えてしまいます。
私自身が子どもだった時は、当然、その様な仕組みはありませんでした。
幸い、健康が取り柄と言えるほど、私も兄も病気知らずに育ったため、我が家では問題はなかったと言えます。
しかし、従兄弟は身体が弱く、1ヵ月の半分は通院していると言う様な状態でした。
叔母夫婦が従兄弟の医療費を捻出するのに苦労していたというのは、子どもながらに私も兄も知っていました。
そういったことを考えると、今は子育ての環境は随分と良くなったのだろうと思います。
けれど、子どもなら誰でも医療費がほぼ無料というわけではありません。
自治体によって助成の金額や割合が変わるので、無料の場合もあれば負担が必要になる場合もあり、子どもの中で差が生じるということになります。
そう考えると、何だか複雑な気持ちになります。
子どもを育てる上で、医療費の心配がないというのは大きなメリットですし、出産への後押しになってくれることもあると思います。
ただ、どの子どもにも平等に与えられる権利とまではなっていないことに、もっと制度や仕組みを整える必要性を感じてしまいます。
根本的に少子化を改善し、子育てを支援するための環境が整えられることを願って止みません。

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